すいの読書ノート

読書ノート、感想置き場

電子書籍のメリット/デメリット 個人の感想

 

最近電子書籍で小説を読んでいる。電子書籍を買う前はメリットは何なのか気になって中々一歩を踏み出すことができなかったので誰かの背中を押すきっかけになればと思って書こうと思う。自分も他の人の買ってみた感想なども色々見て買ってみたので、自分が使ってみた正直な感想を書く。

 

※すべて個人の感想なので、他の人の意見も参照することをお勧めします。私が主に使っているデバイススマホなので、スマホ電子書籍を読んでいる人の感想になります。

 

 

電子書籍に変えようと思ったきっかけ

 本から離れていることが増えて意識的に読書時間を増やそうと思ったが、満員電車の中では満足に本を読むことができなかったから。

 家で読むだけでもいいが空いている時間だと感じる電車の中での時間を有効に使いたかった。

 

買っている場所はアイホンiBooksアイホンを買ったときに最初から入っているオレンジ色の本を開いた形をしているアプリ)。kindleも有名で迷った。しかしkindleの端末は持っていないので、スマホで買う時にいちいちウェブサイトに移動するのが面倒くさかったのでkindleでは買っていない。(何冊かは買った)あとアイホンの設定で変えられるダークモードのデザインが好みだった。ミステリーが好きなので黒い背景に表紙が浮かんでいる感じがかっこよく見える、気がする。

 

 

電子書籍でよかったこと(メリット)

 電車の中でも本が読める。立っていても座っていても読める。つり革や手すりにつかまりながらでも読める。

 空いた時間が5分でもスマホを取り出すだけなので続きが読みやすい。

 本を取り出す、開く手間などが無くなったので日常のあらゆる隙間時間で本を読むことができるようになった。圧倒的に読書時間が増えた。

 本を持ち運ぶ手間などがない。持っていくのを忘れたり、読み終わった本を持ってきてしまうこともない。

 読めない漢字などは長くタップすると辞書が出て意味や読み方などを教えてくれる。

ー使っていないが、マーカーや付箋をつけることができるー

 本を読んでいる途中でも、ラインなどの連絡がきたときにすぐにわかる。

 出先にいても急に読みたくなった本を読むことができる。

 読みたくなった時にすぐに買うことができる。本屋や図書館などに行く必要がない。

 クリック一つで買うことができる。(ちゃんと「支払いますか」と表示は出る。クリック2回くらいはする。

 シリーズものだと次の本を教えてくれる。そして在庫切れに会うことがない。

 重い本も好きな時にどこでも読める。

 

 

 

電子書籍の悩む点(デメリット)

 書き込みずらい。マーカーを引いたり書き込めなくはないのだが、私が最も使っているデバイススマホでは難しいと感じる。ただ単に使いこなせていないだけかもしれない。ー付箋やマーカーをつけることができるが、個人的にぱっと開いた時にわかりずらいと感じる。あと全体を見てどこに付箋がついているか、どのくらい付箋がついているかがわからないー

 高い。紙の小説だったりするとハードカバーが文庫になったり、古本屋やメルカリで買うことができるが電子書籍は今のところ値段が大体一定。買う場所によって少し違うこともあるが古本屋で買うほどの値段の差はない。

 貸すことができない。もしかしたら方法があるのかもしれないが、気軽に人に貸すことができない点は変わらないと感じる。私のように友達などの本を貸すような関係の人がいなければ問題はない。

 スマホで読むならば誘惑がある。ゲームやユーチューブなど気になるものがある人にはつらい。逆に本を読みたくてたまらない人には問題ではない。

 ラインなどの連絡が来ることがあるので、没頭したい人には邪魔だと感じる。設定で変えることができるが手間がかかる。

 読み終わった本をメルカリなどで売ることができないので、買った金額が少しでも戻ってくることはない。

 電子機器なので目が疲れる、こともあると思う(あまり疲れたと思うことがない

 無料サンプルで読めるところが決まっている。あとがきを読んで買う人にとっては致命的。

 現金で買うわけではないのでいくら使ったかわかりにくい。(支払方法による)

  データなので何かしら問題があったら見れなくなる可能性がある。

 

 

総合して

 

電子書籍がおすすめだと思う人

・ゲームやユーチューブより本が読みたい

・連絡などもすぐに返したい、すぐに知りたい

・どこでも本を読みたい

・隙間時間を有効に使いたい

・本屋に行くのが面倒くさいけど本を読みたい

・すぐに買って読みたい

と思っている人

 

紙の本のほうがいいと思う人

・本を貸したい

・お金を節約しながら本を読みたい

・本だけに没頭したい

・書き込みたい

・あとがきを読んで買うか決めよう

・絶対に手元に置いておきたい、一生大事にする

・出版停止、回収になることが予想できるから現物として持っておきたい

と思っている人

 

もちろん小説や参考書など用途によって使い分けることもできる。

 

 

・その他感想

 

個人的な一番のメリットはどこでも本を読めることだった。当初は電車で読むことを目的としていたが、電子書籍にしたことで考えられなかった場所で読むことができるようになった。特に駅のホームや友達を待っている数分の時間は短すぎて、本を出すにしてもしまうにしても時間がかかるので読もうとは思わなかった。スマホにしたことでカバンでなくポケットから取り出して戻すだけなので、本当に楽でよく読むようになった。

 

個人的な一番のデメリットはクリック一つで買うことができるので、よく読むようになった代わりにお金がすぐに無くなること。買った満足感はすごくあるし、本を買わなくても別の何かに使われるだけなのでいい使い道だとは思うが、請求がつらい。紙の本でも変わらない人は変わらないと思うが、私は現金を払ったりまとめて買うと心理的にハードルが出来て買いすぎることが無かった。でも沢山本を読むようになってよかったと思う部分でもある。

 

 

色々自分が思うメリット・デメリットを挙げてみたが、人によって本当にメリットがデメリットになったり、デメリットがメリットになったりすると思う。kindleだったり、他の電子書籍用の端末によってもメリット、デメリットは変わると思う。これらのことを調べなければいけないこともデメリットだと感じる人は多いと思う。ちょっと面倒くさい反対に参考書なども電子機器を使いこなしたり、新たな機能を発見することが好きな人にはメリットに感じる部分だと思う。

 

なので少しでも気になるなら買ってみることをお勧めする。百聞は一見に如かずとも言われている通り、体験してみることが一番いいと思う。無料サンプルもあるので体験はしやすいと思う。(私は無料サンプル部分では特にいいと思わなかった人なので、一冊買ってみることが一番わかりやすいかと思う

 

挑戦するコツは電子書籍で買う本に過度な期待をしないこと。「体験してみよう」くらいの気持ちだったら思っていたより多くのメリットに出会えると思うし、客観的に自分が電子書籍に合っているかどうか決めることができると思う。

 

 

 

今の自分がメリットだと思っていることなので、今後変わったりもっとメリットだと思うことが増えるかもしれない。その時は加筆修正していきたい。

 

 

迷っている誰かの背中を押すきっかけになれたら嬉しいです